プロゴルフの世界に30年間身を置いている人の話を聞く機会が先日あった。その体験談からはプロであり続けることの難しさ、プロの偉大さを改めて感じた▼その人は東京・日大第一高校時代の1973年、エースとして春夏連続で甲子園の土を踏んだ。しかし、卒業後は野球ではなく、ゴルファーの道を歩むことになる▼その理由は、プロ野球に進む選手は傑出していて、自分はそのレベルではないと感じたため。ゴルフ界は発展途上で、プロ選手は少なく、「なれるかもしれないと思った」からという▼「(阪神で一時代を築いた)掛布雅之さんの打撃は群を抜いていたが、それでもドラフト6位ですよ。怪物・江川卓さんのボールは打席では(速くて)見えなかった」とも▼一流のプロ選手は例え「練習は嫌い」と言っていても、見えないところで相当量をこなしているという。練習量の多さだけでなく、その質が大事だそうだ▼冬季スポーツは終盤となりゴルフサッカー、大相撲などに続き野球も始まる。あらゆるスポーツ選手に敬意を払い、一つ一つのプレーをハラハラ、ドキドキしながら楽しみたい。













