東北新幹線全線開業が迫る中、津軽の観光資源を訪ねるモニターバスツアーが13日に行われた▼ツアーはりんごのふるさとシャトルバス運営協議会が開発。今回は弘前・西目屋コースに関係者を含め、約20人が参加した▼参加者は白神山地ビジターセンターや地元の酒蔵、弘前市りんご公園などを回った。白神山地の自然や生物、歴史を学び、かんじきで雪原を体験。地酒やホットアップルジュース、りんごカレーといった名物、昔語りなどの郷土文化にも触れ、盛りだくさんのツアーだったようだ▼弘前公園の桜、弘前ねぷたまつりと全国的にも有名な観光資源に恵まれた弘前市だが、弱点として挙げられるのが、通年観光と広域観光の弱さだろう。中でも広域観光は古くから言われ続けている課題だ▼豊富な自然や独特の文化を有する津軽地方だが、こうした魅力が十分に伝わらないまま、観光客が隣県や十和田湖などに移動してしまう通過型の観光地になっている点は否めない▼宿泊地としての魅力を高めるとともに、周辺自治体とさらに連携して観光客を“逃がさない”広域観光の取り組みを今後も進めたい。