もっと気軽に産婦人科で相談を-。弘前大学の学生7人が、正しい性知識を発信する冊子「産婦人科への一歩-産婦人科受診のためのビギナーズブック-」を刊行した。冊子は弘前市内の産婦人科医監修の下、月経(生理)や低用量ピル、性感染症、性暴力などについて解説したほか大学生目線の疑問に答えるQ&A、市内の産婦人科医療機関の情報も掲載。学生たちは「生理の痛みやつらさは人それぞれ。産婦人科はどんなことでも相談できる場所として受診へのハードルを下げたい」と刊行に込めた思いを語る。
 同大医学部生がハラスメント防止を目的に立ち上げた「あずましキャンパス」と、ジェンダー平等などを訴え活動する「Voice Up Japan弘前大学支部」が協力し、産婦人科受診へのハードルを下げるプロジェクト「one step to OBGYN(産婦人科)」の第1弾として実施。監修には同大大学院医学研究科産科婦人科学講座、健生病院、フリーランスの各医師計3人が携わり、製作費は同大と監修した医師らが出資した。
 冊子は同大の全学生約6000人に配られた。大学ホームページにもデータを掲載予定。来年度以降も改定版を作り、配布を続けるつもりだ。メンバーたちは「市内の大学生はもちろん、県内の若者の手に届いてほしい」と願っている。
※学生の学年は2021年度の冊子刊行時点
【写真説明】「産婦人科への一歩」を紹介する(前列左から時計回りに)佐々木友喜(ゆうき)さん、川口瑞生(みずき)さん、4年の九鬼(くき)朝美さん、宮澤千裕さん、高橋亜実さん

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。