県内で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、弘前市では介護保険施設の入所者らを対象とした3回目のワクチン接種が17日、介護老人保健施設希望ケ丘ホーム(西澤一治施設長)で始まった。市内では今後、他の老健施設などでも接種が進む見通し。65歳以上の一般高齢者向けは2月以降となり、市は1月25日に接種券を送付予定。
 市内では一部の老健施設が11日から3回目接種を始めたが、施設職員が最初に接種する計画を組んでいるため、入所者への接種は希望ケ丘ホームが最初となった。入所者と職員合わせて168人に13日間かけて接種する。
 同日は入所者10人、職員8人が接種。入所者は入浴しない日を当て、職員は若い世代で1、2回目の接種後に発熱や倦怠(けんたい)感があった人が多かったことから、休日前日に接種するなどの計画で進めるという。
 同施設では家族らとの面会を対面に戻していたが、年明けに弘前保健所管内の感染が拡大して以降、ドライブスルー方式と称して車内でタブレット端末を介した方法に切り替えるなどし、感染対策を強化した。
 市によると17日現在、3回目接種を受けた人数は1591人(医療従事者らを含む)、接種率は1・0%。1月中はファイザー製を使用するが、接種希望者相当分のワクチン配分はファイザー製とモデルナ製がおおよそ半々のため、2月以降はモデルナ製も併用となる。国は1、2回目と異なるワクチン接種(交互接種)は問題ないと周知している。
【写真説明】新型コロナワクチンの3回目接種を受ける施設入所者=17日、弘前市の希望ケ丘ホーム

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