県は14日、新たに10~80代以上男女97人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。オミクロン株感染者も新たに23人判明し、弘前保健所管内や青森市など津軽地域でも初めて確認された。同日は五所川原管内の県立高校がクラスター(感染者集団)となった。また、デルタ株とみられる感染者1人が死亡し、感染者の死者は累計39人となった。
 県内では12日以降、新規感染者が連日80人を超えている。感染者の中には成人式に出席した人も複数いるが、感染との関連は調査中という。
 14日の新規感染者に占める20代以下の割合は8割弱だった。
 居住地別では弘前管内が64人で、同管内の1日当たりの新規感染者数としては過去最多となった。
 同管内以外の居住地別内訳は、五所川原管内が9人、上十三管内が8人、青森市が6人、八戸市が4人、むつ管内が3人、三戸地方管内が2人、九州地方が1人。
 新たにクラスターとなったのは五所川原管内の県立高校で、感染者は同一のスポーツ部活動の生徒6人と30代男性教職員1人の計7人(いずれも同管内居住)。同部は8、9日、生徒20人と教職員1人が東北他県へ遠征しており、感染が確認された7人はいずれも遠征に参加していた。遠征先の関係者も感染が確認されている。
 13日発表の青森市の県立高校クラスターとの関連はないという。
 新規感染者のうち感染経路不明は76系統85人で、うち弘前管内(63系統66人)が大多数を占めた。
 14日午後4時半現在の入院者は65人(うち中等症4人)で、病床使用率は15・7%。宿泊療養者が93人、自宅療養者が26人、入院等調整中が161人。
 これまでにオミクロン株と確認された人は計28人となった。県によると、県内六つの2次保健医療圏すべてで同株感染者が確認されたという。オミクロン株疑いで全遺伝情報(ゲノム)解析中・予定者は80人。
 亡くなった人は65歳以上で、性別や居住地は非公表。13日に死亡したという。感染者の死亡は昨年10月2日以来。