「HIROSAKI」など県内の地名が書かれたアクリル製の「ご当地スタンド」が人気を集めている。風景を撮影する際に映り込ませることで「SNS映え」する写真が撮れることが魅力。観光関係者も熱視線を注いでおり、制作する弘前市の事業者には各地の担当者から地元版スタンドの制作相談が寄せられている。「持ち歩けるフォトスポット」であり、記念品にもなるという新たな土産品として今後も引き合いが強まりそうだ。
 制作しているのは田村商店の田村訓さん。実店舗を持たず、祭りやイベントでの出店や土産品店での委託用に缶バッジやTシャツなどご当地グッズを制作している。
 スタンドの着想を得たのは、青森市の「あおもり駅前ビーチ」にフォトスポットとして設置された「AOMORI」のオブジェ(現在は撤去)。「ミニサイズにして近くの土産品で売れば、修学旅行生らに受けるのでは」と考え、8月下旬から販売したところ、好調な売れ行きを見せた。
 これを受けて弘前観光コンベンション協会が弘前版の制作を田村さんに打診。弘前らしさを演出しようと桜とリンゴのマークを添えた2種類を作り、10月下旬から市まちなか情報センターと市りんご公園で販売を始めた。発売後は瞬く間に完売。現在も追加発注を繰り返しており、同協会の福井順子さんは「まさかこんなに反響があるとは」と舌を巻いている。
 弘前のご当地スタンドは550円(税込み)。
【写真説明】SNS映えする風景写真が撮れるご当地スタンド(写真上)、リンゴと桜の2種類がある「HIROSAKI」スタンド(写真下)

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