「地域とともにある学校」の考えに基づき、地域住民や学識経験者らからなる学校運営協議会を学校に設置し、意見する「コミュニティ・スクール(CS、学校運営協議会制度)」。西北五地方の一般校では、鯵ケ沢町内3小中学校が昨年7月にいち早く導入した。同町教委は子どもたちの様子や地域との関わりを発信するため、「鰺コミ CS通信」と題して町ホームページ(HP)上で学校行事や運営協の動向などを紹介。ネットを活用した取り組みは津軽地方でも珍しく、誰もが学校の様子などを知ることができるため「地域みんなで子どもたちを支える」という目標に向けた一助となりそうだ。
 「鰺コミ」の担当は、元小学校教諭で町教委社会教育推進ディレクターの木村洋志さん(64)。掲載する内容は町の広報担当者や学校から写真や情報の提供を受ける時もあれば、自ら現場で取材する時もある。
 木村さんは、鰺コミの意義について、11年に町内7小学校が2校に、2中学校が1校に統合された経緯を挙げ「地域で子どもたちを見守ろうとする意識が希薄となる中、町民みんなで学校に関わってもらうため、多くの人に学校の様子を知ってもらう必要がある。そのため紙媒体ではなく、町HPで発信している」と強調する。
 今後の課題は「より分かりやすい情報発信」とし、「町民が“オラホの学校”という意識を持ち、子どもたちが町の良さを理解し、地域発展に貢献できる人材育成を目指したい。鰺コミはその手段として活用していきたい」と力を込めた。
【写真説明】鯵ケ沢町HPで閲覧できる「鰺コミ」と担当の木村さん

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