県農協中央会の会長職務代行者が解任されたことを受け、県内の組合員からは役員改選の長引く混乱に「早く解決してほしい」「意地を張り合わずに生産者のことを考えてほしい」といった不安や怒りの声が相次いだ。一方で、役員人事をめぐる混乱そのものに無関心な組合員も多く見られた。
 生産者団体で役員経験があるというリンゴ農家の男性(75)は「役員はお互いに意地を張り合い、農家のことを考えていないように見える。こういう状態が続くと農家は不安。早く役員を決め、本来の仕事であるリンゴの輸出強化や米価対策に専念してほしい」と語気を強めた。
 津軽みらい農協組合員の野菜農家の男性(65)=平川市=は「茶番もいいところ。いがみ合っていることが原因であれば、あきれ返る。組織の運営方針に問題がなければ誰が会長を務めてもいい。生産者への影響を考えれば不在期間はつくるべきではない」と厳しい口調で述べた。田舎館村の農業法人代表を務める男性(37)は「販売は信用が大事。こういう事態が起きると取引業者に軽く見られ、影響が出る可能性もある。米価対策に注力すべき時にあきれる。生産者のことをきちんと考え、トップを柱としてしっかりかじ取りしてほしい」と苦言を呈した。
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