弘前大学がオカムラ食品工業(青森市)などとの連携で研究・養殖事業を展開している県産サーモントラウト「青森サーモン」。深浦町と今別町にある二つの養殖場の今年4~6月の水揚げが初めて1000トンを超え、サーモントラウトの海面養殖で全国1位となった。将来的に1万トンを目指し、生産強化と地域への浸透やニーズの掘り起こしを同時に進めており、地域の新たな産業としての期待は大きい。
 共同研究は2014年12月に連携協定を結んでスタート。弘大はサーモン養殖に欠かせない中間育成魚の供給不足解消と低コスト・大規模化実現に向けた研究開発に取り組んでいる。
 弘大は併せて、函館短期大学付設調理製菓専門学校と共に青森サーモンのブランド化に向けたマーケティング調査も行っており、加工や販売する側と消費者の双方に、受け入れられるメニュー開発などにも注力。
 弘大は昨年、ユッケ丼や山掛け丼、焼き漬けなど6種類のメニューの試食モニター調査を行い、味や価格などについてアンケートを実施。今年は8日にモニター調査の結果や加工のしやすさなどの意見を取り入れてメニューを絞り込み、弘大生協が運営する学食で、西京焼きを有料(税込み264円)で試験販売を開始した。
【写真説明】弘大で始まった青森サーモン西京焼きの試験販売。学生の反応も上々だ

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