お帰り、わさお-。昨年6月に死んだ鯵ケ沢町の人気犬わさおの記念像(銅像)が8日、同町の海の駅わんど敷地内でお披露目された。除幕式の出席者や駆け付けた町民、ファンらは生前の様子を生き写したかのような姿と新たな町のシンボルの登場に笑顔を見せた。
 像本体は高さ約90センチ、幅44センチ、奥行き約1メートル。ふさふさした毛並みや表情、白地にやや赤茶けた体毛まで見事に再現している。土台には「母さん」こと最初の飼い主である故・菊谷節子さんが書いた「わさお」のサインや来歴などが刻まれている。
 関係者ら20人余が出席した除幕式では、杉沢委員長が「原型を見て『また、わさおに会えた』と感動し、完成を楽しみにしていた。記念像を通じて鯵ケ沢を『わさおの町』として語り継ぎたい」とあいさつ。除幕し像が現れると、来場者から感嘆の声が上がった。
 菊谷さんの長男で最後の飼い主である忠光さんは「像の出来は120点満点かそれ以上でびっくり。わさおの物語がここにあることを、多くの人に感じてほしい」と話した。わさおの養女ちょめも、“偉大な”父の姿に見入った。
【写真説明】わさお生き写しの像に「120点満点」と笑顔を見せる菊谷忠光さん

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