弘前市亀甲町の民間観光施設「津軽藩ねぷた村」(中村元彦理事長)で来年の干支(えと)「寅(とら)」をモチーフにアレンジした金魚ねぷた作りが進められている。コロナ禍で気持ちが沈む中、運気が上昇するように、片手を上げて「招き猫」ならぬ「招き寅」をイメージした。8日、同施設や県観光物産館アスパム1階「地場セレクト」などで販売が始まった。
 津軽藩ねぷた村で干支ねぷた作りは年の瀬の風物詩となっており、今回で37年目。今回はトラがネコ科であることから左手を上げた「招き寅」とし、さらに「招福」の巻物、右手に小づちをそれぞれ持たせた。背中のしま模様には岩木山の山型と「弘前」の隠れ文字をあしらった。
 同施設の檜山和大助役ら職人の手で一つひとつ丁寧に仕上げられており、作業は来年1月いっぱい続けられるという。来年は弘前ねぷたが弘前藩庁「御国日記」に初めて記録として登場して300年の節目に当たる。檜山助役は「300年祭の成功と干支ねぷたを含め、ねぷたの文化が発展するよう、願いを込めて作っている」と話した。
 干支ねぷたは大(直径16センチ、税込み価格2500円)、中(同12センチ、同2000円)、小(同6センチ、同1500円)の3サイズを展開する。
【写真説明】津軽藩ねぷた村では、職人の手で来年の干支(えと)「寅(とら)」のねぷた制作が進む

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