弘前市は6日、日本近代建築の巨匠前川國男(1905~86年)が手掛けた建物を紹介する「前川建築カード」の配布を始める。同市在府町の木村産業研究所の国重要文化財指定を記念した企画。市内に点在する八つの前川建築を巡ることで、それぞれの情報が書かれたカードがもらえる。新型コロナウイルスの影響で近場の観光が注目される中、まち歩きで魅力を再発見してもらうのが狙い。弘前公園で開催中の弘前城菊と紅葉まつりと連動してスタートさせることで、観光客にも前川建築に親しんでもらうきっかけにしたい考えだ。
 市内の前川建築としては、木村産業研究所、弘前市庁舎、中央高校講堂、市民会館、市立博物館、緑の相談所、市立病院、斎場の八つが知られている。
 カードは基本的に各建物で配布するが、中央高校、市立病院、斎場は敷地内の立ち入りができないため、中央高校講堂は弘前駅観光案内所、市立病院はまちなか情報センター、斎場は観光館で受け取ることができる。弘前城菊と紅葉まつり期間中は、祭り会場でも市役所庁舎カードを配る。
 各4000枚を発行予定で、配布場所や建物の所在地を掲載したマップなどは、市ホームページで確認できる。
【写真説明】6日から配布がスタートする前川建築カード

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。