津軽鉄道の津軽飯詰駅内に13日、「レイルウェイ・ライター」の故・種村直樹さん(大津市出身、1936~2014年)の書籍展示コーナーが開設される。書籍などの散逸を危惧する遺族やファンらの希望がかない、種村さんの長女・伏見ひかりさん(54)=埼玉県=は「父は鉄道が好きだから、活性化の手伝いができればいいなと思った。無事に展示が決まり、ほっとして喜んでいると思う」と表情を和ませた。
 種村さんは元全国紙記者で、退社後に「レイルウェイ・ライター」として活躍。鉄道旅行の手順を分かりやすくまとめた「鉄道旅行術」や、同駅名が登場する「ローカル線の旅」などの著書を残した。
 先月10日に同駅で行われた会議には、伏見さんのほか、種村さんのファンで組織していた「種村直樹レイルウェイ・ライター友の会」の廣谷昌隆さん(57)と大熊昭さん(66)も参加。津鉄の澤田長二郎社長や飯詰を元気にする会の岡田千秋会長らと打ち合わせ、展示コーナー名を「レイルウェイ・ライター種村直樹 汽車旅文庫」とすることや、津鉄全線開業記念日に文庫の開館記念式典を行うことを決定。伏見さんは「本が散逸してしまうのではなく、まとまって置ければと思い、長い間、友の会と残し方を考えてきた。皆さんに感謝したい」と語った。
【写真説明】津軽飯詰駅で打ち合わせをする伏見さん(中央)ら

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