県内でもごみの排出量が多い弘前市で事業系ごみの減量を図ろうと、1日に開幕した弘前城菊と紅葉まつりに出店する飲食店で、何度も繰り返し洗って再利用できる「リユース食器」を使用する初めての試みが行われている。会場内に設置した食器の回収所にはごみの分別ステーションも併設し、来場者の環境意識向上に働き掛けている。
 今回の祭りでは、市観光コンベンション協会が運営する喫茶店1店舗でリユース食器を使用。そば・うどん用の丼1000個、コーヒー用のカップ500個を山梨県のレンタル業者から借り受け、来場者は飲食後、食器を喫茶店前の回収所に返却する仕組み。食器は洗浄せずに業者へ返却し、祭り期間中に在庫が無くなった場合は使い捨て容器に切り替える。
 祭りが始まった会場では、昼から多くの来場者がリユース食器で飲食した。回収所は、市が昨年の秋の大祭典、今年のさくらまつりに続き設置する分別ステーションに併設してあり、積極的にリユース食器の返却やごみの分別に協力する姿も見られた。そばを注文した市内の主婦(72)は「とてもいい取り組みなので、ぜひ続けてほしい」と要望した。
【写真説明】まつりで使われているリユース食器

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