弘前市駅前町のヒロロ地下に17日、同市と大鰐町の若手農家でつくる出荷組合「百匠組」による野菜販売コーナーが設けられた。鮮度と品質にこだわった、朝どりの地場産野菜を廉価で提供。同組合の秋元兼洋代表は「食べて感動する野菜づくりをしている。ぜひ手に取ってもらいたい」と話している。
 売り場は有機栽培の野菜や加工品を取り扱う「農家のゆうき」に隣接。同店が弘前圏域の生産者との結び付きを求めていたところ、ヒロロを運営するマイタウンひろさきが百匠組を紹介し、売り場を設けることになった。
 「まずは自分たちの取り組みを知ってもらいたい」と話す秋元代表。5人の参加農家それぞれがこだわりの生産手法で栽培し、「百匠組」のブランド化も見据えた自慢の野菜を提供していく。売り場にはネギやミニトマト、リンゴ、ニンニクなどが並ぶ。秋元代表は「野菜の味を引き立てる土作りから力を入れ、鮮度には自信がある。価格もお求めやすくしている」と話す。
 農家のゆうきを運営する「彩りの食卓」(青森市)の小田桐克代表取締役は「地域のおいしいものを発信することが目的。生産者自身が責任を持って商品を並べてくれる点で、品質に安心感がある」とした上で「自分たちのノウハウを生かし、首都圏での販売も視野に入れて協力していきたい」と話す。秋元代表も「今後も新機軸の取り組みを打ち出し、百匠組の野菜を全国に広めていきたい」としている。
 コーナー設置に絡み、農家のゆうきでは17、18、20、21、23、24日に店舗前スペースで野菜ソムリエやだしソムリエによるセミナーも開催している。各日とも午前11時15分から30分で、参加無料。
【写真説明】百匠組の野菜売り場を設けた秋元代表(右)と小田桐代表取締役