日本調理科学会が日本各地の家庭料理の記録としてテーマ別に約1400品のレシピを収録した「伝え継ぐ 日本の家庭料理」シリーズ最終巻が8月に刊行され、全16冊が完結した。本県では柴田学園大学短期大学部や県立保健大学の教員らが中心となって県内各地で聞き取り調査を行い、地域の特色が表れた35品が掲載された。各ページには作り方だけでなく、その料理が作られた背景や地域性、食べる場面などのエピソードも添えられ、各地の女性たちの暮らしぶりも感じることができる。
 本県は7人の県著作委員が各地を回り、25カ所41人から取材した。これらを基に40品を推薦し、いなりずしやけの汁、べこもち、なすのしそ巻き、若生(わかおい)おにぎり、ごまおこわなど35品が掲載された(未掲載分もデータベース化)。レシピはそのままを載せるのではなく、聞き取りを基に全国の人が再現できるよう、分量なども含めアレンジして紹介している。
 「伝え継ぐ-」(別冊うかたま)は各冊1600円(税抜き)。愛蔵版として書籍化も進んでおり、各巻2800円(同)。
【写真説明】「伝え継ぐ 日本の家庭料理」の完結を喜ぶ県著作委員

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