新型コロナウイルス感染防止へ空気感染対策の重要性が増す中、津軽地域の製造業3社、弘前市のマトリクス、平川市のジョイ・ワールド・パシフィック、黒石市のUNOは、空気感染対策に有効な卓上型空気清浄機「シクローネ2」を15日から販売する。全国から引き合いのあった前モデルから、風量調節により音量を下げる機能を備えたバージョンで、関係者は「まだまだマスクは取れないが、乾杯できたり、楽しくご飯を食べられたりという安心に貢献できれば」と意気込む。
 シクローネは、ティッシュ箱ほどの大きさで、対面時などに吐いた息を両面から吸い込み、細菌やウイルスを死滅させる効果がある紫外線(UV-C)をフィルターに照射してウイルスを減少させ、さらにオゾンを含むきれいになった空気を上昇気流として吐き出しエアーカーテンをつくることができる。
 14日は弘前市役所で記者発表し、スモークを発生させる装置を使ってデモンストレーションを行った。マトリクスの高松輝賢社長は「アクリル板などで目の前に壁があると安心するが、エアロゾルには通用しないことが分かってきている」と話し、「われわれは医療関係者と一緒に開発した強みがある。コロナ禍できちんと医学的な知見をそろえられることは一般の人にとっても心強いし、悩ましい感染対策の助けの一つになるのでは」と語った。
 シクローネ2は1台3万9000円(税別)。
【写真説明】シクローネ2のデモンストレーションを行う3社代表。エアーカーテン効果でスモークが遮断されている

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。