わくわくする、空と宇宙の旅へ-。2003年の開館以来となる、大幅リニューアルを今春で終えた三沢市の県立三沢航空科学館。2階に新設された宇宙ゾーンでは無重力の体験装置が人気を集めるなど、体験コーナーを充実させたほか、ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を世界で唯一、常設展示。航空分野で活躍した本県出身者の軌跡も楽しく学ぶことができる。同館の広報担当者は「航空の歴史では津軽出身の方が多く活躍している。ぜひ、足を運んで」と、津軽地域からの来場を呼び掛けている。
 2階には、宇宙開発や探査など、宇宙をより身近に感じられる宇宙ゾーンを新設。4メートル超サイズの小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型を展示しているほか、360度回転で無重力を体験できる「ゼログラビティ360」、惑星の重力の違いを体験できる「宇宙探査ミッション」など体験装置が豊富にそろう。
 1階の特設展示場には、小型ビジネスジェット機の分野でナンバーワンシェアを誇る「ホンダジェット」が展示された。機体は技術実証機で製品化前のデータ収集のため、実際に飛行したもの。開発はホンダの航空事業子会社で社長を務める弘前市育ちの藤野道格氏が主導。従来ではあり得ないとされた主翼上面に取り付けたエンジンにより、機内空間を広くしたほか、騒音や振動も低減。さらに低燃費も実現するなどさまざまな技術が光る。
 科学ゾーンでは風の力を利用したウィンドコースターやパイロット体験、フライトシミュレーターなどの体験コーナーが勢ぞろい。
 ゼログラビティといった一部の体験装置の利用は整理が必要で、身長や体重制限もあるので注意。
 開館時間は午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)。休館日は毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)。入館料は一般510円、高校生300円で、中学生以下は無料。問い合わせは、同館(電話0176-50-7777)へ。
【写真説明】宇宙空間の無重量状態を体験できる「ゼログラビティ360」

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。