弘前市出身者らでつくる3人組ロックバンド「人間椅子」の22枚目のアルバム「苦楽」が、徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースされた。新型コロナウイルスの影響で世の中が一変し、バンド活動も大きく制限を受けた中で手掛けた13曲を収録。「人生における苦しみや悲しみ」などを激しいサウンドで描きながらも、「苦難や困難に向き合う」力が湧き上がってくる一枚に仕上がっている。
 人間椅子は1990年にメジャーデビューし、これまで国内外でツアーを行ったり、テレビドラマやアニメの主題歌を務めたりと精力的に活動。オール津軽ロケの映画「いとみち」では挿入歌を担当した。現在のメンバーは同市出身の和嶋慎治さん(ギター、ボーカル)と鈴木研一さん(ベース、同)、東京都出身のナカジマノブさん(ドラム、同)。
 「苦楽」には「明けない夜はないように、このたびの災厄(新型コロナ)もいずれ終結を見せると思う。心を強く持って、じっと耐えて、朝を待とうと皆に言いたくて」(和嶋さん)手掛けた「夜明け前」のほか、「杜子春」「悪魔の処方箋」などを収めている。和嶋さんは「人間にとって幸せとは一体何なのか、苦しみや試練を恐れてはいけない、などのメッセージを込めた、聴き応えのあるアルバムになった」と語る。
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