弘前南高校(三上浩一郎校長)は17日、第59回南高祭を開催し、同校として初のねぷたを運行した。青空の下、生徒らの前をねぷたが練り歩き、全校生徒約710人は大きな歓声を上げた。
 同校の夏の一大イベント「南高祭」は、生徒会執行部が中心となって企画・運営。弘前ねぷたまつりが2年連続で中止になったことから、生徒会執行部は生徒らを元気づけようと、ねぷたを制作し、南高祭で運行することを決めた。ねぷた絵は、描き方を学ぶ講習会などで腕を磨いてきた3年の高谷健斗さん(18)が担当。1~3年の20人以上の生徒が参加し、縦約3メートル、横約1・5メートルの小型ねぷたを2週間ほどかけて完成させた。
 この日は晴天の下、校庭に集合した全校生徒を前に、生徒会長の石澤晴太郎さん(17)が開会を宣言し、囃子(はやし)の合図でねぷたが出陣した。15人ほどの生徒が囃子の音色と「ヤーヤドー」の掛け声を響かせながら堂々と練り歩いた。3年の丸岡莉緒さん(17)は「かっこよかった。ねぷたが見られて楽しかった」と笑顔を見せた。
【写真説明】初のねぷた運行に歓声を上げる生徒ら