景勝地や特産品の図柄を入れ全国各地で親しまれている自動車の地方版図柄入りナンバープレート。最新の今年3月末現在の普及率で「弘前」が全国3位の2・16%で、東北で1位だったことが6日、分かった。弘前ナンバーの対象地域である弘前市と西目屋村は「全国へのPRだけでなく、郷土を愛する心にもつながる」として“走る広告塔”のさらなる普及による地域振興と観光振興に期待を込める。
 弘前ナンバーは弘前市、西目屋村に住民票を持つ人が車を購入する際に交付され、ナンバープレートの交付料金に1000円以上の寄付で、フルカラーのナンバープレートを選択することができる。寄付金は地域の交通改善、観光振興などへの取り組みに活用し、使用終了後は不正使用防止のための穴を開けた状態で取り外し、記念に受け取ることも可能だ。
 弘前ナンバーの図柄は、淡いピンク色の桜と、津軽地方のシンボル岩木山、弘前城が描かれ、弘前らしさを際立たせているデザイン。運用前の事前調査でも地元住民から導入を望む声があり、“走る広告塔”としての期待が高かった。
 18年度に設立し、弘前ナンバーのデザインの選考や普及活動を推進してきた弘前ナンバー導入実行委員会は同日、弘前市役所で総会を開き「一定の成果が得られた」として、同実行委の解散を承認。今後の弘前ナンバーの普及推進や寄付金の有効活用については、7月中に新たに設立する「図柄入り弘前ナンバープレート推進協議会」が引き継ぎ、弘前市と西目屋村の地域振興や交通安全対策の充実、強化を図っていく方針。
【写真説明】普及率が全国3位となった「弘前」のナンバープレート

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