弘前市のこぎん刺し作家佐藤陽子さん(71)によるこぎん刺しのワークショップ(WS)が26日と7月11日、同市百沢の小田桐農園嶽きみ直売所で開かれる。佐藤さんにとって初めての野外WSで、自身が所蔵する明治期のものとされる古作こぎんの着物なども展示する予定だ。岩木山や白神山地を眺めながらこぎん刺しを楽しめる機会となり、佐藤さんは「こぎんが全国的に盛り上がっている今、地元ならではのやり方でこぎんの伝統、魅力を伝えていきたい」と準備を進めている。
 同直売所の責任者、齋藤美幸さん(47)は、自身もこぎん刺しのストラップなどを制作しており、佐藤さんからWSの話を持ち掛けられた際「一人のこぎんファンとして佐藤さんの活動やこぎんの役に立てるなら」と快諾、場所提供などの面で協力することとなった。
 WSは両日とも午前10時からで、26日が初心者、7月11日は経験者を対象としており、定員は各12人。材料費が必要で、初心者コースが2000円、経験者コースは3500円。希望者には1000円で昼食を用意する。参加者以外にもこぎん刺しの歴史やさまざまな作品に触れてもらおうと、佐藤さんの展示館で紹介している約30点を展示したり、こぎん刺しの糸や関連グッズ、制作キット、書籍を販売したりするスペース(入場無料)を設ける。天気によって、会場を岩木山麓にある嶽温泉山のホテルに変更する。
 予約や問い合わせは齋藤さん(電話080-7391-0494、午前9時~午後6時)へ。
【写真説明】WSで作る作品を手にPRする佐藤さん(右)と、古作こぎんの着物を身に着ける齋藤さん。手前の作品や糸は、展示販売スペースなどで紹介する予定

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