弘前さくらまつりに訪れる人をよりよいおもてなしで迎えたい-。弘前南高校3年で生徒会長の石沢晴太郎さん(17)が、弘前公園内の地図と写真スポットなどをスマートフォンで見ることができる「デジタルガイドマップ」を作成した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年中止となった祭りは今年2年ぶりの開催。17日に始まる準まつり体制を前に石沢さんは12日、園内16カ所(うち有料区域2カ所)の案内板横にマップを表示するためのQRコードを掲示し「ぜひマップを活用して、2年ぶりの桜を楽しんでほしい」と話している。
 デジタルマップはスマホでQRコードを読み込んで案内サイトを表示し、「さくらまつりデジタルガイドマップ」の文字を画面上でタップすると現れる。公園内の自分の位置情報がその場で得られる上に、写真スポットやコインロッカー、車椅子の貸し出し場所も分かる。17日以降は祭りの関連イベント情報などもサイトに掲載される予定だ。
 「とにかく地元が好きで、観光客と話すことも好き」という石沢さん。高校1年生の時、観光客を相手に個人的にボランティアでガイドを行った際、園内の案内板表記が細かすぎて不便さを感じたことからデジタルマップ作りを思い付いた。
 昨年11月ごろから園内を何度も下見し、冬期間にサイトを作成。今年2月にマップが形になり、その後もITに強い同級生の助けを借りながら改良を重ねた。弘前市が昨夏始めた人材育成事業・市高校生放課後まちづくりクラブ「STEP」に参加しており、デジタルマップ作りは活動の一環として実施した。
【写真説明】QRコードを読み取り「さくらまつりデジタルガイドマップ」を選択すと現れる園内マップ(写真上)、デジタルマップのQRコードを紹介する石沢さん。QRコードは園内16カ所の案内板横に掲示している(写真下)

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