1889年につがる市車力沖で起きた米国帆船チェスボロー号の遭難事故について調査していた、青森市の元高校教諭戸川善一さん(72)が約12年間の調査結果を本にまとめ、10日に自費出版することになった。遭難のいきさつや乗組員の救助に旧車力村民が奔走した様子を写真や図を使って紹介している。戸川さんは「救助に当たった村民たちの素晴らしさを多くの人に伝えたい」と話している。
 チェスボロー号は1889年10月に函館港を出発した後、つがる市車力沖で遭難して沈没。近隣の村民が総出で救助に当たり、乗組員23人のうち4人が助かった。
 本は1000部を自費出版し、価格は3300円(税込み)。10日からつがる市のむらおこし拠点館フラットや市田書店、弘前市の黒滝書店など県内19カ所と函館市の1カ所で販売する。9日にはフラットで先行販売し、戸川さんと表紙絵を描いた画家の山谷芳弘さんのサイン会を開く。
【写真説明】チェスボロー号の遭難事故に関する調査結果を本にまとめ、自費出版する戸川さん

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。