弘前学院大学は、2020年度卒業生の国家試験の受験結果を発表した。社会福祉学部の社会福祉士合格率は66・7%、精神保健福祉士合格率は100%で、両資格で東北地区の福祉系大学中1位となった。
 社会福祉士は20年度、24人が受験して16人が合格。合格率は前年度の64・7%より2ポイント上昇し、東北地区で初の1位。全国平均29・3%を大きく上回った。
 精神保健福祉士は同年度、受験した5人全員が合格。昨年に続き合格率100%で、こちらも全国平均64・2%を大きく上回った。
 同学部の葛西久志教授は「3年生の後期から模擬試験、4年生は年間カリキュラムや勉強会など、学生が主体的に国家試験対策に取り組めるようサポートした」と、合格率向上のための取り組みを説明した。
 両資格に合格した同学部卒業の太田和(いずみ)さん(22)は「高齢者施設の実習で専門知識が必要と実感し、資格取得を目指した。介護施設で働きながら経験を積み、資格をいろんな場で生かせるようにしたい」、白尾あゆみさん(22)は「つらいときもあったが、仲間で励まし合い合格することができた。病院の相談員として資格を生かしていきたい」と語った。
 社会福祉士に合格した同学部卒業の清野孝宜さん(22)は「福祉の環境を良くするため実務経験を積み、相談支援専門員を目指したい」と決意を新たにした。学生らを指導してきた同学部の駒ケ嶺裕子講師は「自信を持って次のステップに進んでほしい」と激励した。
【写真説明】国家試験合格証書を手に喜ぶ清野さん(左から2人目)、太田さん(同3人目)、白尾さん(同4人目)