深浦町は15日、津軽国定公園の一部で県指定鳥獣保護区でもある十二湖における釣りを、今春から全面的に禁止すると発表した。昨秋、33湖沼群の一つ王池東湖湖畔の木に釣り糸が絡まっていたり、湖底から空き缶などごみが多数見つかったりしたため、事故防止や自然景観保護などの観点から禁止を決めた。王池では冬はワカサギ釣り、その他シーズンはニジマスなどの釣りを楽しむ人が散見されている。
 実際、釣り人は冬期閉山のゲートをくぐってワカサギ釣りに興じるが、落水事故があった場合、救急車両が入れず、迅速な救助ができない。こうしたことも含め、町は「十二湖振興を図る観点から、総合的に釣り禁止を判断した」と説明した。罰則などは設けず、個人のモラルに委ねる。国道101号から十二湖に向かう2路線沿いには看板を立てて周知する。
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