弘前市の嶽温泉山のホテルは20日、ドールオーナーのための貸し切りイベントを開催した。ドールオーナーは人形の写真を撮影しインターネット交流サイト(SNS)などで発信することも多く、ホテルの常連客が人目を気にしながら写真を撮っていたことから、同じ趣味を持つ仲間同士で自由に撮影や交流を楽しんでもらおうと企画した。同ホテルは以前、乳がんなどの手術痕を持つ人のため浴場の貸し切りをしたこともあり「誰しもが気兼ねなく温泉に来られるように」と、今後はタトゥーを持つ人などのための企画などにもつなげたい考え。
 全国の宿泊施設では、コスプレーヤー限定のプランなどは行われているが、ドールオーナー限定のプランは珍しいという。今回のイベントはオーナーたちの間で話題となり、新型コロナウイルス感染防止対策で宿泊できる人数は10人に限定しつつも、県外からの予約も多く入り満室となり、約30体の人形が集まった。
 ホテル側も撮影を楽しんでもらおうと、服やアクセサリーなどドール用のアイテムの出店や、撮影用のかまくら、人形サイズのアップルパイ、名物のマタギ飯なども付いた小さなお膳なども用意。オーナーたちは、風情ある老舗ホテルで思い思いに撮影を楽しみ、交流を深めた。
【写真説明】人形サイズのお膳との撮影を楽しむ参加者

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。