黒石市のアグリーンハート(佐藤拓郎代表取締役)は、市の農福連携事業で無農薬栽培されたカシスを使い、シードルとジャムを開発した。黒石でのエシカル(倫理的)活動という意味を込めた「エシクロ」の名前を付け「エシクロシードル」「エシクロジャム」として、25日に市内で開かれる地産地消フェアで販売するほか、東京都の店舗でも取り扱う予定。
 市と市社会福祉協議会は遊休農地解消や障害者雇用拡大を目的とした農福連携事業で、田舎館村にある市バイオ技術センターでカシスを生産。今年度、市と市内の就労継続支援B型事業所「せせらぎの園」などが収穫した。通常販売のほか弘前市内のホテルなどで活用されるが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食業や冠婚事業の営業縮小などで買い手が付かなかったため、同社に活用を依頼した。
 同社は弘前市のもりやま園にシードル造りを依頼。カシスは絞るとえぐみが出るため、実をリンゴジュースに漬け込むことでコクと香りを抽出した。また、漬け終わった実は黒石市のビオ・フローズンが、てんさい糖を加えて甘酸っぱくも香り豊かで、保存料・着色料無使用のジャムに仕上げた。
 税込み価格はエシクロシードルが700円、エシクロジャムは600円を予定。25日に黒石市産業会館で開かれる地産地消フェア(午後3~6時半)で販売される。
【写真説明】お手製のラベルが貼られた「エシクロジャム」

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