平川市出身の漫画家新挑限さんによる津軽地方を舞台にした漫画「じいさんばあさん若返る」のせりふに、人気声優の声を充てた動画が注目を集めている。同作の単行本を発行しているKADOKAWA(本社・東京都)の企画で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されてから約2カ月で約180万回再生された。新挑さんが監修を務めた津軽弁のシーンも見どころの一つとなっている。
 漫画は1話4ページで、2019年10月からツイッターといったSNS(インターネット交流サイト)に1週間に1話のペースで上げている。津軽の日常をユーモアたっぷりに描いた内容で、昨年6月に単行本化し、10月にはSNS上での総閲覧数が1億回を超えた。現在、2巻まで刊行されている。
 動画は、作品の魅力をより多くの人に知ってもらおうと制作。新挑さんと編集部が相談した結果、本県出身の声優三上枝織さんや、人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズにも出演している三木眞一郎さん、アニメや海外映画の吹き替えのほかテレビ番組のナレーションも務める能登麻美子さんを起用し、昨年11月21日に公開した。
 視聴時間は約14分で、漫画の第1話などを収めている。動画のコメント欄には「声優さんの訛(なま)りが全然違和感を感じない」「アニメ化してほしい」といった意見も記されており、同作を担当するKADOKAWAコミックフラッパー編集部の村沢功さんは「コロナ禍のため個別に収録したり、新挑先生がリモートで立ち会い方言を監修したりと大変な部分もあったが、その分、素晴らしいものができた。各キャラクターのイメージとぴったり合った声優の演技を、ぜひ動画を通して楽しんで」とPRした。

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