県は14日、青森市で24人、上十三保健所管内で1人の計25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同日判明の青森市の24人と、13日に感染が判明した弘前管内の40代男性の計25人は、青森市にある高校の同じ部活動の関係者で、県と市は、学校の部活動でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。学校クラスターの発生は県内で2例目。
 14日の感染者数25人は、1日当たりの感染者数としては昨年10月16日の26人に次いで多い。県内の感染者は累計607人で、600人を超えた。
 青森市の24人の内訳は、10代22人、40代女性1人、30代男性1人。上十三管内の1人は50代男性で、同管内の飲食店クラスターに関係ない未成年感染者の接触者。
 同市の学校クラスターは、12日に市内の高校から同じ部活動に所属する複数の生徒に風邪症状があると市保健所に相談が寄せられたため、診療・検査医療機関を紹介して検査した結果、同日中に抗原検査で陽性を確認。13日のPCR検査でも陽性を確認したという。
 これまでに関係者34人が検査し24人が陽性、10人が陰性だった。これとは別に13日に感染が判明した弘前管内の40代男性も同じ部活動の関係者であることが判明し、学校クラスターの感染者(生徒または教職員)は21人、同居人ら二次感染者を含めると25人となった。検査中は59人で、15日以降に結果が出る見込み。
 県感染症対策コーディネーターの大西基喜氏は「今回は冬休み中ということもあり、接触者はかなり厳密に分かっている。おそらく感染は多くに広がらない」との見解を示した。
 県、市はともに、感染は限定的として高校名や部活動の種目を公表していないが、練習には県外の生徒や指導者複数人も参加していたという。
 14日午後4時半現在、県内では33人が入院しており、うち重症1人、中等症8人。宿泊療養者22人、自宅療養者3人、入院等調整中24人。
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