五所川原市金木町川倉の三潟洋生さん(41)・千鶴さん(40)夫妻は、経営方針や報酬などを定めた「家族経営協定」を締結し、仕事上のルールを明文化した上で農業経営を行っている。仕事と育児との両立や意欲的な経営内容により、農林水産省から「女性の社会参画の促進が図られた事例」に選定され、優良な事例として同省ホームページでも紹介されている。
 三潟家では2005年、洋生さんの両親も含めた4人で構成する家族経営協定を結んでいたが、経営主体の代替わりに際し19年、夫婦で再締結を行った。
 経営を移譲するに当たり、父親が担当していた水稲部門(現在55ヘクタール)は洋生さん、母親が担当していたトマト部門(同ハウス25棟)は千鶴さんが継承し、それぞれ各部門の責任者として主体性をもって経営に臨むようにし、収益分配を同額に定めた。
 夫妻は現在、中学3年の長男、小学6年の次男、同3年の三男の3兄弟の子育てをしながら農業経営に従事している。このことを踏まえ、労働時間については家事と重ならないよう農作業の時間を繰り上げ・繰り下げできるようにし、家庭と仕事の両立を図っている。
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