10日午後0時10分ごろ、弘前市八幡字安田、無職佐藤勝正さん(78)が自宅敷地内の小屋の雪下ろし作業中に屋根から転落した。家族が119番し市内の病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。弘前署管内での雪害事故は今季5件目で、死亡事故は初めて。
 同署によると、佐藤さんは午前9時ごろから家族3人で自宅敷地内を除雪後、1人で小屋の屋根に上り、雪下ろしの作業中に2メートル下の舗装された地面に転落した。雪ベラが落下し、佐藤さんの声がしたことから家族が駆け付けたところ、あおむけになって意識を失っている佐藤さんを発見、119番した。佐藤さんは同市内の病院に搬送されたが、午後1時16分に死亡が確認された。
 佐藤さんは命綱やヘルメットなどは着けていなかったという。同署は佐藤さんが足を滑らせて屋根から転落した可能性があるとみて、事故の原因などを調べている。
 弘前市の同日午前9時時点の積雪深は53センチだった。