弘前保健所管内の県立高校で発生したクラスター(感染者集団)が拡大していることを受け、弘前市は2日、10日に開催予定だった成人式を3月をめどに延期することを決めた。延期に伴って発生する貸衣装や着付けなどのキャンセル料については助成を検討する。
 市は昨年12月22日、今年度の成人式は新型コロナ対策を徹底し、弘前市民会館とホテルニューキャッスル、アートホテル弘前シティの3会場で分散開催すると発表。成人式の対象者は1655人で、うち1150人が出席を申し出ていた。
 しかし学校クラスターの発生によって新型コロナの感染状況が年末時点と変わったことから、市は2日に緊急会議を開催。成人式で感染防止対策を徹底したとしても、式典終了後に新成人らが友人同士で交流を深める場を持つことも想定されるため、延期を決定した。
 桜田宏市長は「楽しみにしていた方々に残念な結果をお知らせすることになる」とし、「一生に一度の成人式だが延期し、改めて祝いたい」と新成人らに理解を求めた。決定後、市は出席予定の新成人全員に延期の連絡を行った。
【写真説明】弘前市の成人式を3月をめどに延期すると発表した桜田市長

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