県立高校で県内初の新型コロナウイルスの学校クラスター(感染者集団)が発生した弘前保健所管内。クラスター関連の感染者は30日までに計22人で、学校関係者の同居人ら約180人のPCR検査が終了、約160人の陰性が判明したものの、このほか約130人が検査中で、状況により検査対象はさらに増える可能性がある。検査対象総数が300人を超える中、感染拡大防止に向け、管内の医療機関などは年末年始の休日を返上してフル稼働で検査対応に追われている。
 30日は弘前保健所管内の医療機関などが検査対応に追われた。弘前市の健生病院はクラスターの発生を受け休日返上の態勢を取り、学校クラスター関連で60件のPCR検査を実施。ドライブスルー方式で行っており、31日も実施する予定だ。
 弘前市医師会が運営する弘前PCRセンターでも、ドライブスルー方式でPCR検査を実施。雪が降りしきる中、医師や検査技師、スタッフがひっきりなしに訪れる車の誘導や検体採取に当たり、学校クラスター関連30件と管内医療機関から依頼のあった3件の計33件に対応した。
 年末年始は多くの医療機関が休診となることから、県や医療関係者は発熱や風邪症状がある場合などは県のコールセンター(電話0120-123-801、24時間対応)に相談するよう呼び掛けるとともに「手洗い、マスクの着用といった基本的な予防策を徹底してほしい」としている。
【写真説明】弘前保健所管内でPCR検査に追われる医療関係者たち

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