三村申吾知事は本紙などのインタビューに応じ、新型コロナウイルス対応に追われた今年一年を振り返り、新年に向けた抱負などを語った。
 -コロナ対策に取り組んだ一年を振り返って。
 誰もが想定し得なかった新型コロナと向き合った一年だった。2月に県の危機対策本部会議を設置し、以降、感染まん延や医療崩壊を回避するとともに、地域経済や県民生活への影響を最小限に食い止めるべく、全力で取り組んできた。
 特に弘前市で10月に発生した大規模クラスター(感染者集団)では保健所に保健師を派遣するなど体制を強化し、対応に当たった。
 コロナ禍を克服した先の「選ばれる青森県」の実現に向け、今後とも感染拡大防止と社会経済活動の両立に全力で取り組んでいく。
 -新型コロナ対応で、今年は財政調整基金を取り崩すなど厳しい財政運営となったが、財政規律の考え方は。
 この一年、状況に応じて積極的かつ臨機応変な対応を図ってきたが、今後とも県民の命と暮らしを守るため、ちゅうちょなく必要な対策を講じる。今年度はリーマンショックや東日本大震災などさまざまな試練を経験してきた私にも、非常に難しい行財政運営となった。
 来年度当初予算は歳入環境が不透明であるなど例年以上に難しい予算編成になる。だが、これまで以上に柔軟な発想と「攻め」の姿勢で施策を展開し、将来への責任を果たすため財政健全化の歩みについても停滞させることなく、両立させていきたいと考えている。
【写真説明】新年の抱負などを語る三村知事

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