新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が懸念される中、インフルエンザワクチンの接種が例年よりも早いペースで進んでいる。弘前市ではすでにワクチン在庫がない医療機関が見られるが、市内全体でみるとまだ予約を受け付けている所もある。市は今年度、ワクチンの無料接種対象を拡充する対策を取っており、期間内の接種を呼び掛けている。対象期間は来年1月31日まで。
 多くの医療機関が昨年実績よりもワクチンを多く仕入れているが、予約が予想を上回るケースもあり、ワクチン在庫がすでにない医療機関もあるという。市内のある医療機関によると、今年のワクチン在庫の状況は「一時期品薄になったものの、また製薬会社に申し込めば届くようになってきている。ただ大量にあるわけではないので、状況は医療機関によって違うようだ」とする。
 例年は約1100件程度のワクチン接種を実施している弘前市の沢田内科医院は今年は10月19日から接種を開始し、予約は例年の2~3割増しの状況だ。12月28日に同医院でワクチンを接種した70代女性は「年齢も年齢なので、念のために受けた」と安堵(あんど)の表情で語った。
 予防接種の問い合わせは、市健康増進課(電話0172-37-3750)へ。
【写真説明】インフルエンザの予防接種を受ける女性=28日、沢田内科医院

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