新型コロナウイルスに感染し、入院していた弘前商工会議所会頭の清藤哲夫(せいとう・てつお)氏が26日午前、多臓器不全などのため、入院先の弘前市内の病院で死去した。71歳。通夜と葬儀は年明け以降の予定。自宅は同市鷹匠町8。喪主は長男で弘前公益社代表取締役副社長の洋介(ようすけ)氏。
 清藤氏は、10月2日に弘前市内で開かれたコミュニティーラジオ放送局「FMアップルウェーブ」の開局20周年記念パーティーに出席後、大規模なクラスター(感染者集団)が同月中旬以降に発生した同市内の飲食店を訪れていた。
 同月16日に受けたPCR検査では陰性だったが、再検査を受けて25日に陽性と判明し、26日に入院。27日には同商議所ホームページを通じて感染を公表した。
 同氏は9月29日の同商議所常議員会への出席を最後に公務を行っておらず、今月22日の常議員会では、事務局が病状について「入院中で重症」と説明していた。
 清藤氏は弘前市出身で弘前高卒、法政大学中退。1981年に家業の弘前公益社の代表取締役に就任。2006年に弘前観光コンベンション協会会長となり5期10年務めた後、16年に顧問に就いた。弘前商工会議所では、1998年から副会頭を6期18年務め、2016年に会頭に就任。地元経済のけん引役を担い、地域振興に尽力した。
 このほか、県葬祭事業協同組合理事長、日本コミュニティ放送協会監事、アップルウェーブ代表取締役、アップルコミュニケーションズ代表取締役、弘前高校鏡ケ丘同窓会副会長などを務めた。
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