弘前市の経済界をけん引してきた現職の弘前商工会議所会頭清藤哲夫氏の突然の訃報を受け、地元関係者には27日、驚きと悲しみが広がった。人の輪に進んで入り、さまざまな意見に耳を傾けて交流する親分肌だった清藤氏をしのび、「あれだけの人はもう出てこない」「本当に残念」などと惜しむ声が相次いだ。
 桜田宏市長は「突然の訃報に大変驚いている」とし、「長年にわたり経済界をけん引してきた方だけに非常に残念。心からご冥福をお祈り申し上げる」と哀悼の意を表した。
 弘前商工会議所の斉藤嘉春筆頭副会頭もトップの訃報に驚きをあらわにし、「清藤会頭の弘前経済への思いを引き継ぎ、低迷する地域経済を立て直すべく、役職員一丸となって会議所運営に取り組みたい」と遺志を引き継ぐ考えを示した。
 観光分野では5期10年にわたり弘前観光コンベンション協会会長を務めた清藤氏。10年前には東北新幹線新青森駅開業に向け、弘前市が一丸となって観光振興に取り組んだ時期もけん引役を担った。
【写真説明】弘前市内の大学生に地域経済の振興について講演する清藤氏=5月14日、弘前学院大学

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