平川市の猿賀神社(山谷敬宮司)で22日、恒例の「煤払祭(すすはらいさい)」が行われた。神職ら5人が小笹のほうきを使い、社殿にたまった一年間の汚れや厄を払い清め、新年を迎える準備を整えた。
 神職は烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿となり、拝殿で祝詞を奏上。玉串をささげた後、長さ約4メートルの竹の先端に笹の葉を付けた小笹のほうきを操り、拝殿や本殿の天井、彫刻、電球などを丁寧に掃いて、たまったほこりやけがれを払い落とした。山谷宮司は「すすはもちろん、新型コロナウイルスも払い、早く収束して良い一年になることを願いながら払い清めた」と話した。
 同神社は28日に大祓式(おおはらえしき)、31日に除夜祭を実施。正月三が日は例年3万人を超える人出のため、山谷宮司は「三が日にこだわらず、年越し前や1月中に詣でるなど分散するようにし、マスク着用や境内のアルコール消毒液利用など感染拡大防止に協力してほしい」と呼び掛けた。
【写真説明】一年の汚れを払い清めた猿賀神社の煤払祭