カヌーやブナ林トレッキングなど世界自然遺産白神山地体験プログラムの予約サイト「白神カレンダー」を通じた8~10月の利用客が、前年同期(159人)の約9倍に上る1406人だったことが2日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ経済回復のため、県が予算措置して実施した同サイトの体験プログラム半額キャンペーンが奏功した。県自然保護課は「1人でも多くの人に白神山地の価値や魅力を知ってもらえた」と予想以上の反響を喜んでいる。
 同日、県議会一般質問で工藤義春氏(自民)の質問に三村申吾知事が答弁した。
 同サイトは2015年度に県が構築、津軽白神ツアー(西目屋村)が管理している。白神山地で体験できるさまざまなプログラムを集約したサイトで、人数や活動内容などの条件から好きなプログラムを探し出して予約できる。
 半額キャンペーンは、同サイトから予約した場合、体験プログラムの利用料金が半額もしくは定額割引となる取り組みで、8月1日から開始。予想以上の反響で、半額キャンペーンは1カ月もたたずに予算額に達し、終了した。
 8月は夏休み期間だったこともあり、子どもの団体利用が多かったという。県自然保護課は「県内、県外の比率は分からないが、移動制限などで遠方への外出を自粛するムードがあったため、県内の人が行き先の一つとして白神山地を選んでくれたのでは」と話した。

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