弘前市でニンニクの生産・加工業を営む「かぐや農園」(吉田匡宏代表)が、地元産ニンニクなどを使った「はちみつ黒にんにくジャム」を発売する。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、免疫力アップの食材として注目される黒ニンニクを使った商品とあって、吉田代表は「ジャムであれば朝食に手軽に取り入れることができる」とPRする。現在、弘前市のパン屋「ポポロ」で先行販売している。
 新規就農のサポートなどを行っている同社は今年度、値崩れなどで厳しい状況が続く市内ニンニク生産者を支援しようと、規格外品を買い取るプロジェクトを実施。クラウドファンディング(CF)で資金を募り、買い取ったニンニクを栄養豊富な黒ニンニクに加工し、それを使って付加価値の高い商品を製造した。返礼品として還元したところ、全国から反響があった。
 「はちみつ黒にんにくジャム」は返礼品の中でも人気が高かった商品。添加物や保存料を一切使わず、黒ニンニクに、国産のオリゴ糖、こだわりの蜂蜜などをブレンド。トーストにバターと一緒に塗る食べ方がお勧めという。
 10月から弘前市のポポロで先行販売しており、容器のデザインは東北女子短期大学ビジネス課程の学生たちが手掛けた。同社によると「販売から1カ月余りたつが、予想を上回る売れ行き」という。販売場所を提供しているポポロの佐々木輝男さんは「(同店の)パンにも合う。地元食材を使った商品ということで応援したい」と話した。
 価格は1瓶(120グラム入り)1500円(税別)。今後は土産品などとして提案したい方針で、年内に市内の土産店やインターネットでの販売を予定する。
【写真説明】東北女子短期大学ビジネス課程の学生によるデザインパッケージの「はちみつ黒にんにくジャム」。弘前市のポポロで限定販売中

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