弘前地区消防事務組合は27日、40代男性職員が個人情報などを記録した外付けハードディスクドライブ(HDD)を無許可で庁舎外へ持ち出した後に紛失したと明らかにした。少なくとも管内に住む6人分の個人情報が記録されており、組合は同日までに当事者に経緯を説明し、謝罪した。
 組合によると、男性職員は弘前消防署の消防隊員。HDDは私物で、男性職員が担当した2019年と20年の2件の火災調査書類が記録されており、火災当事者ら6人分の氏名や生年月日、住所、電話番号などが含まれていた。27日午前現在、第三者による不正利用などは確認されていない。このほか10件程度のデータが記録されているとみられ、最大で約30人分の個人情報が含まれている可能性がある。
 会見した長尾幸喜消防長は「消防への信頼を著しく失墜させた。地域住民の皆さまに深くおわび申し上げるとともに、情報管理の徹底に努め、信頼回復に全力で取り組む」と陳謝。再発防止策については、組織内の情報セキュリティ委員会で情報管理の在り方の見直しなどを早急に検討するとした。

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