平川市の国指定名勝「盛美園」で24日、雪囲い作業が始まった。好天の中、業者が手慣れた様子で庭木を板で囲い、本格的な冬の到来に備えた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年度は冬季営業を休止し、来年4月ごろに再開する予定。
 盛美園は池泉枯山水回遊式の大石武学流庭園と和洋折衷の盛美館が特徴で、園内にはマツやツツジ、イチイなど約80種類、約1300本が植えられている。海外からのツアーのコースにも選ばれる人気の庭園。
 造園業者9人は支柱を組み立てた後、縄で板をくくり付ける作業を手際よく進めた。冬季営業の休止は11年ぶりで、同園の葛西勝彦支配人は「情勢もあるので仕方ない。半年ほど庭にも一休みしてもらう。来年は(花が)きれいに咲くことに期待したい」と話した。
【写真説明】好天に恵まれ、雪囲い作業が進む盛美園