深浦町が町南部の岩崎地区から中心部の深浦診療所までの約35キロで実証運行するコミュニティーバスの運行開始日が、来年1月4日と決まった。中心部では住宅地の岡町地区と町主要施設を経由する「ミニ幹線」をワゴン車で運行、住民の利便性向上を図る。週3回(月、水、金曜日)1日4往復、運賃無料でスタート。結果を踏まえ、将来的な本格運行に向けて検証する。
 実証運行は2月、町が策定した「地域公共交通網形成計画」に基づき、路線バスが運行されていない岩崎地区など町南部の遠隔地住民の利便性向上を図る。運行は町の第三セクター・ふかうら開発に委託し、コミュニティーバスは29人乗りマイクロバス、ミニ幹線は10人乗りワゴン車を利用する。
 コミュニティーバスは岩崎地区の県境にある大間越を始発とし、「フィットネスプラザゆとり」や町役場など主要施設を経て、診療所まで40の停留所を設ける。ミニ幹線は「ゆとり」や診療所、役場など一部区間はコミュニティーバスと重複するが、途中の「岡町入口」から岡町地区を経由、深浦中学校などに停車する。
 運行に伴い、岩崎方面と町中心部をつなぐ、診療所と「ゆとり」の送迎バスは年内で廃止する。住民説明会は岩崎地区が26日、深浦地区は30日に開く。町総合戦略課は「これまで、岩崎地区からは買い物にバスを使う選択肢がなかった。ぜひ移動機会を増やしてほしい」としている。

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