本県の文化向上と発展に貢献した個人や団体に贈られる「青森県文化賞」。2020年度の受賞者で二唐刃物鍛造所社長の吉沢俊寿さん(62)、祖父で刀匠の二唐国俊さん(故人)、母で書家の吉沢秀香さん(88)=いずれも弘前市=が、親子3代で受賞した。進んだ道も置かれた環境も異なる3人に共通するのは、貪欲に学び、人を大事にし、視野を幅広く持とうとする姿勢。めったにない快挙に吉沢さん親子の喜びもひとしおだ。
 同賞は1959年に制定され、今年11月までに214人(団体を含む)が表彰されている。県県民生活文化課の担当者は、過去にわたって受賞者の関係性まで調べたことがないとしながらも、親子3代での受賞は「おそらく初めてだろう」と回答。国俊さんは1964年、秀香さんは97年にそれぞれ受賞している。
【写真説明】親子3代での受賞を「ありがたい」と喜ぶ秀香さんと、「おふくろとじっくり話すのは久しぶり」と語る俊寿さん=弘前市若党町の鐵心ギャラリーにて

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