来年春に予定する101回目の弘前さくらまつりで、市など主催者側がイルミネーションを効果的に使う「光の総合演出」により、新たな祭りのスタイルを打ち出すことが20日、分かった。2年ぶりとなる祭りを一層盛り上げるとともに、園内各所にある見どころを光を使って際立たせることで、人の流れを分散させ、新型コロナウイルス感染防止効果も狙う。
 市によると、来春の祭りは夜桜の演出を強化する。今後、装飾やライトアップの専門家を交え、設置する業者との連携を図りながら、光の総合演出について検討を進める方針だ。
 市は9月のシルバーウイークの4連休を中心に「弘前城秋の大祭典」を開催。弘前公園で久しぶりとなった大型イベントで、感染拡大防止のため、会期中には園内に入る8カ所で検温を実施したり、3密を避けたりといった各種対策を行い、多くの人でにぎわった。市はこの祭りをコロナ禍におけるイベントの「新たなスタイル」として位置づける。
 ただ、弘前さくらまつりはイベントの規模がさらに大きく、来園者数も多い市内最大のイベント。新型コロナ収束が見通せない状況の中、市などは今後、秋の大祭典の経験を生かし、県の助言も得ながら対策を練っていく。開催の可否については、感染状況などを踏まえて検討していく方針。
 市観光課は「主役は桜。桜をより一層引き立たせるような演出を検討している」とし、今春開催できなかった分まで、来春の祭りを盛り上げていきたい考えだ。
【写真説明】さまざまな新型コロナ対策を実施した大型イベントとして注目を集めた「弘前城秋の大祭典」。市などはこの経験を来春の弘前さくらまつりに生かす方針だ

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。