手作りの紙芝居を通じて未就学児や小学生に交通安全を呼び掛けている、鯵ケ沢警察署地域課の佐藤浩輝巡査部長(40)=赤石駐在所勤務=の実演動画2本が、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルで公開されている。これまで鯵ケ沢町内の小学校などで披露、注目を集めてきたが、佐藤巡査部長は「署管外の方も気軽に見ることができる。少しでも事故防止やシートベルト着用への思いが伝わってほしい」と話している。
 公開されているのは、飛び出し注意を呼び掛けた「さとうくんの交通安全紙芝居」、シートベルト着用を訴えた「現役警察官が児童に読み聞かせる紙芝居 シートベルト着用編」の2本。前者は6月に公開し、再生回数は約650回。後者は今月9日公開で、再生回数は既に300回以上に上る。
 佐藤巡査部長は前任地のつがる警察署森田駐在所勤務時に、児童らにより関心を持ってもらおうと、イラストが得意な妻優子さん(33)の協力を得て2018年春から紙芝居による安全指導に取り組み、今春鯵ケ沢署に異動してからも精力的に活動している。
 紙芝居はA3判のスケッチブックを活用し、児童らに親しみやすい画風に加え、紙を切り抜くなど、さまざまな仕掛けを加えた「仕掛け紙芝居」となっている。
 優子さんは「小学校などで披露した後、まねする子どもたちもいて、思いが伝わっているのかな」と語る。動画を編集した蝦名覚志巡査(24)=所在地交番勤務=は「視聴しやすいよう、字幕の色具合などを考えた」と話した。
【写真説明】ユーチューブの画面を紹介する佐藤巡査部長(前列)と紙芝居を手にする優子さん(後列右)、蝦名巡査