つがる市の沼に生息する絶滅危惧種の水生植物「ガシャモク」の栽培実験に取り組む木造高校の生徒が17日、同校で活動報告会を開くとともに、越冬に向けたガシャモクの冬支度を行った。また弘前市の企業から来年度の活動支援として寄付金が贈られた。
 ガシャモクは2017年、弘前大学農学生命科学部附属白神自然環境研究センターと新潟大学教育学部、津軽植物の会の合同チームの調査によって発見された。現在、同市と北九州市にのみ自生しているとされる。同センターは生育地保全と自然環境を次世代に引き継ぐことを目的に、今春から同校自然科学系列の2、3年生11人と「ふるさとの植物 保全育成事業」に取り組んでいる。
 報告会では2年生の女子生徒6人が6月に栽培を始めた幼株2株の成長の記録を紹介。越冬の準備として、種子と殖芽(水生植物が形成する栄養分を貯蔵した芽)を新たに鉢に植え付けて水槽内に設置した。同センターと生徒は栽培実験を来年度以降も続けていく。
【写真説明】ガシャモクの種子と殖芽を鉢に植え付けて冬支度をする生徒

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