「栃翼」のしこ名で活躍した元大相撲力士・加賀谷祐一さん(40)が現在、古里・鶴田町の土俵で小中学生の指導に汗を流している。現役時代は身長160センチ台、体重100キロ足らずの小兵ながら大型力士にも真っ向から立ち向かった加賀谷さん。その代償ともいえる故障で医師から「40歳にもなれば車いすだ」と宣告されたこともあるが、今も筋骨隆々としたまわし姿で後輩たちの成長を見守っている。
 指導上の要点について、加賀谷さんは「昔なら選手が言い訳などとてもできなかったが、子どもの気質も変わった。無理強いなどはせず、選手を迷わせないように、他の先生方と歩調を合わせサポートに徹している」と話す。
 教え子からの関取誕生が夢。「高校以降も相撲を続け、ぜひ大相撲に挑んでほしい。子どもたちが本気になって取り組めばできる。私を乗り越えてくれれば本望」と期待している。
【写真説明】母校の後輩である鶴田中の選手に胸を貸す元力士加賀谷さん(中央)

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。