県は13日、2020年産県産リンゴの10月の販売価格を発表した。県外の主要5市場で取引された平均価格(加重平均)は1キロ当たり295円で、平年同月比4円(1%)高、前年同月と同じだった。市場全体のリンゴの入荷量が増えたことで8、9月の大幅な高値基調が落ち着き、前年や平年並みの価格となった。
 大玉傾向に伴い収穫量が回復して入荷量が増えたほか、夏場の高温による着色遅れでつがるの出回りがずれ込むなどし、県産リンゴの県外5市場への入荷量が平年比19%増の9331トンと大幅に増加。他県産リンゴも順調に生育し、市場全体の入荷量が増えて価格は落ち着いた。
 品種別では、出回りの中心となる早生(わせ)ふじが322円、つがるが268円、ジョナゴールドが171円、紅玉が326円、王林が131円、ふじが327円。
 県内5市場の平均価格は1キロ当たり231円で、平年同月より16円(6%)、前年同月より17円(7%)下回った。早生ふじを中心に入荷量が前年同月を大幅に上回った影響で安値となった。品種別では早生ふじが178円、つがるが126円、ジョナゴールドが224円、紅玉が211円、王林が180円、ふじが335円。11、12月は平年並みの入荷量とみられ、価格は横ばいの見通し。